“THIS IS IT”に感激!


マイケル・ジャクソン、昨年6月に突然亡くなるまで奇行や裁判の報道が多く、決してファンではありませんでした。
彼の楽曲も、年代的にもちょっと厳しいかも、と思っていました。
ただ、知人がこの“THIS IS IT”を観て、その映画が終わった瞬間に自然に観衆から拍手がわき起こったと聞き、この映画を観に行きました。
THIS IS IT”は、昨年ロンドンで開催される筈であったコンサートのリハーサルを中心として、マイケルの楽曲やダンスへの彼の真摯さが描かれ、マイケルの音楽やダンス・パフォーマンスへの完璧主義を感じさせます。
この一種のメーキング・フィルムは、かつてビートルズの“Let it be”を観たときの感覚をふと想い起こさせるものがありますが、マイケルの50歳とは思えない迫力が胸に迫るものがあります。
映画のエンド・ロールで立つ観客は一人もいなく、不世出の天才“King of Pop”の最後を惜しむ思いで満ちていたと思います。