2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

アンティカ・オステリア・デル・ポンテ

丸の内ビルディング36階にあるイタリアン・レストラン。 今回は、意外な食材を使った一皿を楽しむことができました。 福島県相馬漁港直送のあんこうのテールの方の身をソテーして上品な味わいとなっています。 あんこうは、イタリアでも良く食べられる食材の…

イレッサ副作用事件−製薬会社に責任

肺がんの治療薬イレッサの副作用で亡くなった患者の遺族らが、メーカーであるアストラゼネカと国に対して損害賠償請求訴訟を提起していた事案で、大阪地方裁判所はメーカーの責任を認める判決を下しました。 この判決では、イレッサの副作用の表示、警告が製…

「情報通信と法」−「ていぱーく」へ

めざましい発展をとげる情報通信業界と法について、当ホームページに新たなコーナーを設けました。 情報通信業界の事業法としての電気通信事業法やNTT法、そして、エッセンシャル・ファシリティ、NTT東日本私的独占事件をupしました。 そして、日本における…

ぎんざ若松

銀座5丁目にある銀座コアの1階の右奥にある「ぎんざ若松」、明治27年(西暦1894年)創業の甘味処です。 この若松において、昭和5年に初めて創作されたのがあんみつです。そう、若松は、あんみつの元祖として有名です。 今回は、昼食としてうどんと…

着うた妨害−最高裁:独禁法違反を認定

ソニー・ミュージックエンタテインメントやユニバーサルミュージック、エイベックス・マーケティングという楽曲の原盤権を有する企業が、他の業者にその利用を許諾しなかったことが共同の取引拒絶として独占禁止法違反に問われた“着うた参入妨害事件”で、最…

公取委−合併審査:事前相談を廃止へ

公正取引委員会は、合併審査の改革を公表しました。 その内容は、事前相談制度を廃止し、届出後の法定審査手続に一本化するというものです。 事前相談は、私達弁護士も企業からの相談を受けよく利用してきたものだけに、その運用の変化は今後のM&Aの進め…

マジックアワー

写真家吉村和敏氏の写真集MAGIC HOURを見ていると、その儚く美しい時の流れにひき込まれます。 この写真を見ていると、ふと大学生のとき訪れたサンモリッツの小さな美術館の何枚かの絵画を想い出します。それは、たしかジョヴァンニ・セガンティーニの作品で…

旧防衛庁燃料談合事件−審決で課徴金44億円

この談合事件で、JX日鉱日石エネルギー、コスモ石油、昭和シェル石油の3社は、2008年に公取委の課徴金納付命令を不服として審判で争っていましたが、今般公正取引委員会で計44億8460万円課徴金の納付を命じる審決が出されました。 昭和シェル石…

やはり2000億円還付−武富士長男への課税取り消し

生前贈与を受けた海外資産への課税の可否が問われた訴訟の上告審判決で、最高裁判所はやはり課税処分を取り消しました。 この事件については、最高裁で弁論が開かれていましたので原判決が取り消されるのはすでに予想されていたところでした。 生活の本拠地…

ホテルニューオータニでの懇親会

毎年恒例の懇親会が、今年もホテルニューオータニの芙蓉の間にて開催されました。 今回もフル・コースでのディナーとなりました。 主催の方の様々な趣向に感謝しつつ、ディナーを頂きました。 前菜は、タルタルサーモンとカリフラワーのバヴァロアで、キャヴ…

研修医、薬剤師の責任

虎の門病院で6年前、入院中の患者に肺炎の薬を誤って5倍投与して患者が亡くなった事案につき、東京地方裁判所で判決が下されました。 判決は、薬を投与した研修医が薬品集のページを間違って規定の量の5倍の投薬をしたことが死亡の原因と認定し、この研修医…

山梨県土木談合事件―事前通知

山梨県発注の土木工事で談合が行われていたとして、公正取引委員会は、県内の建設会社30数社に対して、合計約7億円の課徴金納付命令の事前通知を発しました。 この事件においては、総合評価方式での入札が行われ、入札に際しては入札価格のみならず、入札会…

はいやく‐参鶏湯(サムゲタン)

雛鳥の参鶏湯セットをランチに頂きました。濃紺のソファにアイボリーのテーブルクロス。シックなインテリアの店内は韓国レストランとは思えない落ち着いた空間です。前菜4種はナムルやプルコギなど、韓国料理店に来たらはずせないアイテムが少しずつちょう…

談合違約金の変遷

談合に際して課される違約金が、その社会や経済の状況に応じて変遷しているのではないかと感じることがあります。 平成15年頃には、国土交通省が中心となって、請負代金の10%を談合違約金として条項に盛り込むようになりました。 その後、各地方自治体が、…

新日鉄と住金-合併へ

鉄鋼トップの新日本製鉄と3位の住友金属工業が、2012年10月の合併をめざして、合併協議に入ったとの報道がなされました。 両社の合併により粗鋼の生産量は、国内において約4割となり、公正取引員会の合併審査が問題となってきます。 新日鉄は、富士製鉄と八…