慶応ロースクール経済法総合−採点も終了

慶應義塾大学法科大学院（ロースクール）において、実務家講師として経済法総合（独占禁止法）を担当していますが、平成21年度の講義、期末試験、採点も無事終了し、一安心しています。
この独禁法の講義は、すでに3〜4年行っており、毎年の学生のキャラクターも様々ですが、司法試験に向けて頑張っている姿が懐かしい感じもします。
平成21年度の講義では、経済法百選を中心として学生のリポートと私からの質問で進行しましたが、講義の初めの10〜15分位は公取委の最新の排除措置命令や、私が実務上取り扱っている独占禁止法の事例について、実務を中心として解説していますが、これが結構好評のようでした。
平成22年度の講義では、独禁法審決・判例百選も最新のものに改訂されますので、これをテキストとして、最新の実務上の問題も取り入れながら、楽しくて実務的な講義としたいと考えています。
なお、慶應大学の山食の懐かしいカレーライスも是非食べてみたいと思っていますが、事務所を夕方ギリギリに出てロースクールに向かうため、なかなか食べられないのが残念です。