今年の株主総会の傾向


 3月末決算期の上場会社の株主総会のシーズンが近づいてきました。 
 いつも梅雨時に定時株主総会が続々と開催されます。昨年は、新型インフルエンザ対策として会場受付で、マスクが配布されていた株主総会もありました。
 今年は、いくつかの重要ポイントが株主総会で話題となっています。例えば、
1.独立役員
 一般株主と利害が対立するおそれのない社外取締役ないし社外監査役。誰が選任され、どのように機能させていくかが問題です。
2.役員報酬の開示
 1億円を超す役員報酬が開示されることとなりましたが、株主の目からはどのように映るのか、注目されます。
3.議決権行使結果の開示
 議決権行使書ないし委任状の取扱いと、株主総会出席の株主の議決権をどのように集計・開示するかが問題です。
 当ホームページの「平成22年度−最近の株主総会の傾向」もご参照下さい。