9. 小田原宿→箱根宿(約17km): 32,091歩

小田原城のお堀をすぐ近くに横浜地家裁・小田原支部があります。右の小田原城風の建物は、ういろうのお店で、いつも賑わっています。

小田原駅から歩いて1時間位で、蒲鉾の鈴廣の本店へと行きます。その後、箱根湯本駅の少し手前で三枚橋を渡ると、いよいよ箱根の石畳、そして、急な坂や林道という旧東海道に入っていきます。

箱根の山並を観ながら、急な坂を登ったり下ったりと、大寒の日にしてはかなりハードな行程となりました。しかも、箱根旧街道資料館にたどり着いた頃には雪が舞い、吹雪の様相も呈してきました。

有名な甘酒茶屋は、改装中でしたが、隣の仮設店舗では甘酒を飲みながら、温まって、芦ノ湖をめざします。

箱根旧街道は、石畳の林道で、雪で所々白くなっており、とても滑りやすく、その分下り坂も歩きにくく、キャラバン・シューズとLEKIは必需品という感じです。


夕方4時を過ぎると周りが少し暗くなってきており、先を急ぎます。この箱根旧街道大寒の日に歩いている人も殆ど見ず、かなり心細い感じとなってきます。早く芦ノ湖が見えてこないかと歩を早めようとしますが、やはり石畳が滑り危険な感じです。

箱根の馬子唄の歌碑を過ぎるとようやく下り坂となり、一安心というところ。それにしても行き交う人が全くいなくなりました。



夕方5時をすぎ、ようやく芦ノ湖にたどりつき、関所跡をみることができます。