旧東海道五十三次を行く

東海道五十三次−ラスト・ウォーク、京三条大橋へ

山科追分を過ぎる頃から雨足はさらに激しくなり、国道は車が水しぶきを大きくあげ、遠くの山々は白くかすんできました。 山科に入ると、東海道の守護仏といわれている山科地蔵徳林庵が旧道添いにあります。地蔵様のやさしいお姿に手を合わせつつ、京へのラス…

東海道五十三次―いよいよ50番台へ

東海道五十三次の旅も、いよいよ50番目の宿場である水口宿までやってきました。 早朝に品川駅を新幹線で発ったときは冷たい雨が東京では降っていましたが、京都に近づくにつれ快晴となり暖かくなってきました。 水口宿では、水口城跡や水口神社を通り、甲賀…

鈴鹿峠―東海道五十三次、最後の難所

東海道五十三次の48番目の宿場である坂下宿を過ぎると、いよいよ最後の難所といわれる鈴鹿峠に達します。 片山神社跡の右手から脇道に入ると、突然の山道。石畳が荒れて、木立ちの間を傾斜も急にきつくなってきます。トレッキング・シューズでないととても登…

東海道五十三次―45番目の庄野宿へ

東海道五十三次も、いよいよ三重県に入ってきました。 今回は、桑名宿から、四日市宿→石薬師宿→庄野宿への長い道のりとなりました。 桑名宿では、七里の渡しからはじまり、船津屋、九華公園、六華苑と回りました。 四日市宿では、諏訪神社、名物なが餅の笹井…

東海道五十三次を行く−池鯉鮒から宮へ

朝6時に起床し、新幹線で名古屋に行き、そこから名鉄線で知立へ。 知立は、江戸時代は池鯉鮒(ちりゅう)の宿があった所。池鯉鮒宿は、本陣跡の碑があるだけですが、旧東海道添いには知立神社や総持寺が昔ながらの姿を残しています。 それにしても、猛暑の中…

東海道五十三次−岡崎宿へ

久し振りの東海道五十三次、今回は御油宿→赤坂宿→藤川宿→岡崎宿と約17〜18kmを走破しました。 今回は、真夏の中、汗ダクダクの行程で、スポーツ・ドリンクを4〜5本飲み干しました。 フラットで旧道の細い道が続きましたが、山道を歩くこともあり、トレッキン…

久し振りに旧東海道五十三次へ

ゴールデン・ウィークの快晴の日。 久し振りに旧東海道五十三次に戻ってきました。 今日は、浜松まで新幹線で行き、舞坂宿→新居坂→白須賀宿→二川宿→吉田宿と旧道を中心に、家族と一緒に旧五十三次を旅しました。 今回のメインは、新居関の新居関所跡です。今…

9. 小田原宿→箱根宿(約17km): 32,091歩

小田原城のお堀をすぐ近くに横浜地家裁・小田原支部があります。右の小田原城風の建物は、ういろうのお店で、いつも賑わっています。 小田原駅から歩いて1時間位で、蒲鉾の鈴廣の本店へと行きます。その後、箱根湯本駅の少し手前で三枚橋を渡ると、いよいよ…

8. 大磯宿→小田原宿(約15.6km): 26,877歩

今日で旧東海道五十三次を歩いて8日目となります。日本橋からは68㎞、今日は大磯から小田原へと向かう約15.6㎞です。鴫立庵(しぎたつあん)は、江戸時代は崇雪(そうせつ)が建てたとされ、俳諧三代道場の一つとも呼ばれていますが、実にしっとりとした感じ…

7. 藤沢→大磯(約16.93km): 29,168歩

藤沢駅から小1時間も歩くと、辻堂の駅の近くを歩くこととなります。 茅ヶ崎の街道を歩くと、松並木が続き、季節の花々にふと目が奪われます。 茅ヶ崎高校前を過ぎると、鳥居が見えてきます。東海道を歩いていて気付く古い建物は、やはりお寺と神社ということ…

6. 戸塚宿→藤沢宿(約8km): 13,272歩

JR戸塚駅西口の前は大規模な再開発事業が行われており、駅から約10分位で旧東海道に出ることができます。 旧戸塚宿、澤邊本陣跡を右目に、しばらく歩くと富塚八幡宮の緑が見えてきます。 戸塚駅から約45分位歩くと、お軽勘平の碑が道の左側にあり、歌舞伎の…

4.-5. 神奈川宿 → 保土ヶ谷宿(約5km)→戸塚宿(約8.8km):計26,845歩

京急の神奈川駅を過ぎると、京浜東北線と京急が並んで走っており、横浜駅西口はすぐ近くです。 勧行寺を過ぎると、陸橋からは横浜ランドマークタワーを遠くに見ることができます。 旧帷子橋跡は、相模鉄道の天王町駅前の広場に再現されています。 保土ヶ谷宿…

3.川崎宿→神奈川宿(約9.7km):16,985歩

川崎大師は、正式名称は金剛山金乗院平間寺、真言宗智山派の大本山です。 芭蕉の句碑は、京急の八丁畷駅のすぐ手前にひっそりとあります。 市場の一里塚は、京急の鶴見市場駅を越えてすぐの所にあります。 鶴見川橋は、とても近代的なアーチ型の橋です。 生…

2.品川宿→川崎宿 (約10km):18,978歩

品川宿、青物横丁には品川寺(ほんせんじ)があります。 鮫洲商店街には嶺雲寺が。 涙橋は、鈴ヶ森刑場へと続く別れの橋。 鈴ヶ森刑場は、見せしめのため街道に面して設けられたと言われています。 梅屋敷公園には、和中散についての説明書きも。 六郷橋で多摩…

1. 日本橋→品川宿(約8km):21,000歩

日本橋は、慶長年間(西暦1603年)に幕府の命によって架けられたものとされています。日本橋は今も日本の道路の起点とされており、日本橋魚市場の跡地ともなっています。 日本橋から少し歩くと高島屋→京橋(警察博物館もあります)と続き、銀座へと向かいます。 …