「Q&A遺産分割の実務」−事業承継問題について改訂増補へ

皆様からご好評をいただき改訂を繰り返してきた「Q&A遺産分割の実務」(清文社刊)ですが、中小企業事業承継円滑化法に関する新たな記載を中心とした改訂増補作業を休日返上で進めております。
 我が国における中小企業の発展・活躍には目覚ましいものがあり、日本経済を支える重要な存在であることは疑いようがありませんが、近年はオーナー経営者の高齢化が進んでおり、いま実際に動いている会社を、いかに円滑に後継者に引き継ぐかという事業承継の問題がクローズアップされております。
 実際に、当法律事務所での相談も急増しているところではありますが、まだまだ先のこと、として何も対策を取っていないという会社も多いようです。
 会社の実情に即して、また、会社にまつわる様々な方々の人となり等も踏まえつつ、あらゆる法律を駆使して円滑な事業の承継を行うためには、事業承継問題に精通した弁護士等への相談が不可欠です。
経営者の方々におかれては、数年先・数十年先の経営といった長期的な視野のもとに、事業承継問題をさらなる会社経営の発展のきっかけとするべく、専門家である私どもと一緒に今から準備を進められてはいかがでしょうか。