相続、遺産分割

トップページ−70万件を突破

お陰様にて当ホームページのトップページが70万件を突破いたしました。これもご支援を頂いた皆様のお陰と感謝し、御礼申し上げます。 なお、当HPへのトータルのアクセス件数は、各法律項目への直接のアクセスを含め、約590万件となっています。

お陰様で、メルマガ10年!

当事務所のメールマガジンが無事10年、第120号を迎えることができました。 皆様のご支援に感謝し、御礼申し上げます。

扶養の変更、取消

扶養関係は、扶養権利者と義務者の状況に応じて常に変化しうるものです。 例えば、老いた親が一人で生活し、子らが生活費を仕送りするという扶養の形態も、親が病気になったときはやはり引き取り扶養も問題となってきます。 つまり、一旦決まった扶養の形も…

扶養料の不払いへの対応、対抗措置

折角、家庭裁判所の家事調停や審判において扶養料の支払が認定され、調停調書や審判が確定しているにも拘らず、世間では義務者が扶養料を支払わないという事態が間々生じることもあります。 そのような場合、扶養権利者としては、どのような対応や対抗措置が…

「扶養と相続」―「扶養」第4回目upしました

老いた親を扶養した子は、親の相続に際して当然に有利な立場となるのか? この問題は、扶養をどのようなものとして考え、又、遺産分割における相続人間の公平をどう考えるか、に大きくかかわってきます。 一般的な扶養の形と相続、寄与分との関係、特別受益…

相続HPへのアクセス‐20万件突破

当相続のホームページへのアクセスが、トップページ及び各法律事項へのアクセスを合計し、20万件を突破しました。 これもご支援を頂いた皆様のお陰であり、心より御礼申し上げます。

扶養の程度や方法―どのように決められるのか?

当ホームページにおいて、今、「扶養」の問題を取り上げ、そのコーナーを設けています。 今回は、「扶養の程度と方法」について解説してみました。 先ず、「扶養の程度、方法」についての民法の規定、具体的な扶養の方法、種類、扶養の程度、家庭裁判所の調…

「扶養の順位」―当H.Pへ掲載

かねてより当ホームページには「扶養」のコーナーを設けておりましたが、今般第2回目の「扶養」として「扶養の順位」を記載し、掲載いたしました。 「扶養の順位」においては、扶養の順位に関する民法第878条の趣旨、当事者の協議、家庭裁判所の調停と審判、…

新春のご挨拶

旧年中は、格別のご厚情を賜り、誠に有難うございました。心より感謝し御礼申し上げます。 当事務所では、皆様からのご相談を幅広くお受けすることができますよう「法律相談の窓口」や「夜間法律相談」、「電話法律相談」等を承っております。 また、各弁護…

メルマガへのコメント―有難うございます。

当事務所では、約10年前から「御器谷法律事務所メールマガジン」をマンスリーで発行しています。 1ヶ月毎に更新した法律項目や事務所のトピックス、独占禁止法トピックス、ミキログ、事務局だより等の概要をお知らせいたしております。 今般、「特別受益」や…

扶養―当ホームページに新たなコーナーを設けました

現代の日本の高齢化社会においては、親族間の扶養の問題は避けることができない重要な問題です。 勿論、この扶養の問題は相続や離婚とも大きな関連をもつこともあります。 そこで、当ホームページでも、この「扶養」の問題を解説するコーナーを設けることと…

メルマガ―10年へ

「御器谷法律事務所メールマガジン」を発行してこの12月で第116号となります。 月1回のマンスリーで発行していますので、間もなく10年を迎えることとなります。 当事務所のメルマガは、1ヶ月に更新した法律項目、当事務所のトピックス、独禁法トピックス、ミ…

不在者の財産管理人とは、

従来より住んでいた住所を去って、なかなか戻る見込みのない方を、民法では「不在者」と呼んでいます。 私達弁護士も、行方不明の方をさがしたり、警察に行方不明の方の捜索願いや、行方不明の方の消息をたずねたりすることもあります。 そして、どうしても…

“I am Sam”を観て

ショーン・ペン演じる知的障害のある父と7歳になった娘の物語。 児童福祉局の職員が、この父には娘を育てる能力が欠けているとして、娘を施設に入れることとなりました。 父は、スタバで単純作業をしつつ、弁護士リタ(ミシェル・ファイファー)に親権を行使…

Q&A遺産分割の実務

私達が共同執筆しています「Q&A遺産分割の実務」(平成23年7月改訂版)が出版されました。 東日本大震災により起こりうる法律問題の解説を加え、増補改訂されました。

「Q&A遺産分割の実務」−東日本大震災関連で追加改訂へ

かねてより改訂を重ねております「Q&A遺産分割の実務」については、今年度税制改正において特に相続税制を中心として改訂を行っていました。 ところが、3月11日の東日本大震災によって未曾有の被害が発生し、急遽これにともなう法律上の問題を追加して、Q…

明けましておめでとうございます。

身近な法律問題を分かりやすく、難解な家族問題や企業法務の解決の道筋を示す、そんな思いでホームページを更新し、ブログを書いています。 本年も家族や親族の相続や離婚問題について、分りやすく、弁護士の本音を、ブログで述べてみたいと思います。 また…

遺留分請求訴訟

銀座の街は、クリスマス・シーズンとあって夜のイルミネーションがとても美しい季節となりました。 クリスマス・イルミネーションでは、銀座のミキモトや資生堂本社前が華やかで、携帯で写真を撮る多くの方々を見受けることができます。 当事務所では、相続…

相続税の増税-出版の改訂

来年度税制改正の大綱が閣議決定され、早速出版社から本の改訂版の要請が来ました。 「Q&A遺産分割の実務」は、10年以上前に出版され、それ以降改訂を繰り返している本で、私達弁護士や税理士の方の共著となっています。 今回の税制改訂においては、相続税…

来年度税制改正大綱

来年度の税制改正大綱が閣議決定されました。 内容は、法人税の実効税率を5%下げ、個人に対しては所得税や相続税が実質上アップするというものです。財務省の試算によれば、法人の減税が約5800億円、個人の増税が約4900億円となります。 民主党の政治主導の…

寄与分と特別受益

遺産分割の際、法定相続分を調整するものとして寄与分や特別受益を主張されることが多くあります。 例えば、亡くなった父の家業を手伝って安い給与で働いていた、病気の親の療養看護を長くしていた等の場合、寄与分の主張がよくされます。 この寄与分の主張…

リーガル・サービスは、ご相談から

ここ数年、弁護士仲間で“リーガル・サービス”という言葉をよく聞くようになりました。 英語だとLegal Serviceとなります。訳すると法律的なサービスとなります。 法律事務所が提供するサービスなので、リーガル・サービスはあたり前なのですが、一般的には余…

当事務所の法律相談

当事務所では、皆様が気軽に法律相談を受けられますよう、いくつかの法律相談を行っています。 先ず、一般の「法律相談の予約窓口」、個人の相続や離婚、借地借家等いろいろな法律相談を承っています。又、会社関係の債権回収や契約に関する法律相談も承って…

土曜法律相談を実施

かねてよりご要望が多くありました「土曜法律相談」を実施することとなりました。 土曜日の午後、個人や会社関係の法律問題をお気軽にご相談下さい。弁護士が丁寧に対応させて頂きます。ご相談料は30分5000円、1時間1万円です。

もめないための遺言書―もめる遺言書

相続の教科書的には、遺産分割でもめないために遺言書を作るものとされています。 ところが、現実には、この遺言書があるためにもめることも多くあります。 考えてみれば、遺言書がなければ法定相続分を中心とした遺産分割協議となります。この協議でもめな…

非嫡出子相続分差別 − 最高裁大法廷へ

民法第900条、4号は、「子・・・が数人あるときは、各自の相続分は、相等しいものとする。ただし、摘出でない子の相続分は、嫡出である子の相続分の2分の1」と規定しています。 この規程については、かつて最高裁が平成7年に、法律婚の尊重から合理的…

路線価-東京都で11.3%下落

国税庁が、7月1日に路線価を発表し、東京都では11.3%の下落となりました。 私達弁護士の仕事でも、この路線価はいつもよく使う数値です。 相続税や贈与税の算出には、この路線価が基準となり、今はweb上でも路線価を見ることができます。 この路線価は、公…

遺産分割−4年を経てようやく解決

私が受任していたある遺産分割事件。 当初は遺産を調査し、法定相続分に応じて公平に分割する予定でした。 ところが、その遺産の調査の過程で、都内の約100坪の借地権が遺産か否かにつき、近隣の方と紛争が生じ、その件は民事調停で解決し、借地権は遺産…

家事調停委員−東京家庭裁判所所長より感謝状を授与

御器谷が、永年の家事調停委員の執務に対して、東京家庭裁判所所長より感謝状を贈呈されました。 思えば、15年間、東京家庭裁判所において、遺産分割調停や離婚調停等につき家事調停委員を拝命し、100件近い事件を処理したこととなります。 その間、審判官や…

「5年以上の別居で離婚」−民法改正案

法務省が公表した民法改正案において、離婚原因として「5年以上の継続した別居」を追加するとの案が盛り込まれています。 日本の離婚制度においては、有責主義から破綻主義への移行が判例上明確に示されつつあります。つまり、従来は不貞や暴力等の有責事由…