映画「手紙」、観ました。

休日、ふとテレビのBSを観ていると、兄が殺人を犯し、弟が社会で人殺しの弟として様々な偏見を受けつつ苦悩する姿、服役中の兄から毎月届く手紙、弟の彼女が弟名で出す手紙、…そんな映画に引き込まれるように見入ってしまいました。
弟役が山田孝之、兄役が玉山鉄二、弟の彼女役が沢尻エリカという配役で、東野圭吾原作の映画版「手紙」であったことは、新聞のテレビ欄で知りました。
弟の苦悩する姿や、沢尻エリカのどこか透明感のある演技が印象に残りました。
弁護士的に見ると、兄の服役していた刑務所は、そのレンガ作りの外観からは千葉刑務所に似ている感じがしました。
映画のラストシーンで、弟が刑務所に行き漫才で慰問する場面、これを聴く兄の姿、玉山鉄二の無言の演技は胸を打つものがありました。