銀座の味−銀座あけぼの


銀座4丁目の交差点のすぐ近くに「銀座あけぼの」のお店があり、いつも多くのお客さんで賑わっています。
このあけぼのは、終戦直後の昭和23年に創業し、当時は冬はおしるこ屋、夏はかき氷の店として発祥しました。
通年商品としては、あられの「それぞれ」や「味の民藝」等があり、小分けした袋に工夫したあられが詰め合わせてあります。
季節菓子としては、今は「さくらもち」を販売していました。あけぼのの「さくらもち」は、この季節ならではの和菓子であり、一口食すると、桜の香が広がり、程良い桜の葉の塩気と、甘さをおさえたこし餡の美味が口の中いっぱいに広がります。
あけぼのの和菓子は、どれをとっても和菓子職人さんの工夫が感じられ、はずれがないなと感心します。
通年商品や季節菓子には、それぞれ味の工夫がなされ、さすが終戦後から続く、和菓子職人さんのこだわりと良心を感じました。