パワハラと労災認定

 
 職場において上司からその権力を背景として部下に対して行われる様々な嫌がらせ。 
 パワーハラスメントパワハラという言葉も社会的のみならず、法律の世界でも、損害賠償請求訴訟や労災認定という場において、広く使われるようになってきています。
 最近の労災認定においても、静岡県の島田労働基準監督署において、大東建託の社員によるパワハラと部下のうつ病の発症、そして自殺について労災と認定しました。
 また、この5月においても、名古屋高等裁判所において一審判決を取り消して、パワハラを原因とするうつ病での自殺について労災(公務災害)と認定しました。
 パワハラ問題については、企業としても社員のメンタル・ヘルス・ケアをどのようにサポートするかを含め、企業法務のおいても避けることができない重要な問題となってきていることを感ぜざるをえません。
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