株主総会-役員報酬1億円以上、約280人

 
 本年度の株主総会の集中日は6月29日。今年からは、1億円を超える役員報酬の開示がなされることとなりました。
 外国人経営者やオーナー経営者に1億円を超える役員報酬が目立ったようです。
 役員報酬株主総会で決議することにより決まるのが会社法の建前ですので、開示はある意味では当然と考えられます。
 個人のプライバシーや個人情報の保護の見地等から開示に消極的な見解もあるようですが、上場企業の役員の社会的責任からは余り説得力がないようにも思われます。
 企業の経営・運営を透明化する方向からは、役員報酬の開示には一定の意味があると考えられます。
 なお、本年の株主総会については、当ホームページの「平成22年度-最近の株主総会の傾向」をご参照下さい。