相続税の増税-出版の改訂


 来年度税制改正の大綱が閣議決定され、早速出版社から本の改訂版の要請が来ました。
 「Q&A遺産分割の実務」は、10年以上前に出版され、それ以降改訂を繰り返している本で、私達弁護士や税理士の方の共著となっています。
 今回の税制改訂においては、相続税基礎控除の金額が5000万円+1000万円×法定相続人数から、3000万円+600万円×法定相続人数に変更され、又、最高税率も50%から55%に変更され、大幅な増税となります。
 この相続税の改訂が通れば、特に都内に持ち家を有する方々の相続税が心配となってきます。
 国会における審議の状況を見守りつつ、来年4月中旬迄に原稿を締め切り、6月末頃発刊の予定であり、執筆の方も結構ハードな状況となりそうです。