裁判員制度は合憲―最高裁大法廷

 平成21年5月から施行された裁判員制度について、最高裁判所大法廷は15名の裁判官全員一致にて合憲との初判断を、11月16日付にて示しました。
 裁判では違憲との上告趣旨に対して、詳細に合憲の理由を示しています。
 本最高裁判決の概要は、当ホームページの「裁判員法は合憲」をご参照下さい。
 裁判員法が合憲であることは、今や当然とも言えますが、来年は見直しの時期でもあり、裁判員守秘義務や精神的負担のケア等改善すべき点は日弁連でも議論されているようです。
 より良い制度へと、私達弁護士のみならず、一般国民の方々も今後の改善等につき注視しなければならないでしょう。