司法試験、予備試験こそ勝負か?


 司法試験の予備試験の受験者が増加しています。予備試験は、法科大学院のいわばバイパスとして、法科大学院を卒業しなくても司法試験の受験資格が認められます。
 予備試験は、短答、論文、口述とあり、その合格率は約2〜3%。旧司法試験とよく似ています。
 若い大学生や司法試験の猛者等も受験する予備試験は、多額の費用と期間を要する法科大学院をスルーする制度として、今後も増加するでしょうか。
 司法試験の勝負の道は、予備試験にて始まると言ってもいいのではないか、とも思われます。