甘味料カルテル、課徴金25億円


 甘味料の価格カルテルで、公正取引委員会は、6月13日、独占禁止法違反(不当な取引制限)として、甘味料メーカー10社に対して、総額25億7000万円の課徴金と排除措置を命じました。
 問題となった甘味料メーカーは、昭和産業日本食品化工加藤化学等の10社であり、業界団体の日本スターチ・糖化工業会に対しても再発の防止を求めました。
 相変わらずの業界大手メーカーや業界団体の役員も関与等して、価格カルテルを結んでいたと思われる事案であり、業界の馴れ合い体質を垣間見る感もいたしました。