四万十川と家事調停

 
久し振りに遠方での家事調停に出頭しました。高知家庭裁判所中村支部での家事調停。朝6時30分に起床し、羽田空港から高知龍馬空港まで約1時間30分。JR高知駅から約2時間弱位で土佐くろしお鉄道中村駅に到着。そこからタクシーで10分位で裁判所に着きます。
 離婚や遺産分割等における親族間の錯綜した利害関係を調整する家事調停は、代理人弁護士が当事者本人とともに出頭し、様々な法律的主張のみならず複雑な親族間の事情も直接調停委員に説明します。そのため弁護士が代理人に選任されても、当事者本人も出頭するのが原則となっています。
 午後の約2時間の調停を終え、1時間位で近くの四万十川流域や佐田や三里の沈下橋を訪れました。日本の最後の清流と言われる四万十川も、前日の雨のせいで川は濁っていましたが、その後夕陽も差し、深い緑を映してキラキラと輝く川面を見ることもできました。(み)