家事調停委員−東京家庭裁判所所長より感謝状を授与


御器谷が、永年の家事調停委員の執務に対して、東京家庭裁判所所長より感謝状を贈呈されました。
思えば、15年間、東京家庭裁判所において、遺産分割調停や離婚調停等につき家事調停委員を拝命し、100件近い事件を処理したこととなります。
その間、審判官や相調停委員、書記官、家裁調査官等の方々に大変お世話になり、誠に有難うございました。
独占禁止法や企業再建事案等のためスケジュール的に家事調停委員の執務が困難となり、辞任のやむなきに至りましたが、その間、遺産分割や遺留分や離婚事件等において貴重な体験をし、事件を当事者の代理人として見るだけでなく、家庭裁判所のいわば一員として見ることができ、視点の変化を実感することができました。
家事調停は、司法への国民参加の一環であり、司法的ADRとも呼ばれていますが、今後も当事者の代理人として家事調停に関わりをもっていきたいと考えています。