東海道五十三次を行く−池鯉鮒から宮へ


 朝6時に起床し、新幹線で名古屋に行き、そこから名鉄線で知立へ。
 知立は、江戸時代は池鯉鮒(ちりゅう)の宿があった所。池鯉鮒宿は、本陣跡の碑があるだけですが、旧東海道添いには知立神社や総持寺が昔ながらの姿を残しています。
 それにしても、猛暑の中陽炎でクラクラしながらの道行きは、かなり厳しいものがあります。
 有松は、江戸時代から続く古い街並みが残されており、有松絞りの実演を見ることができました。有松・鳴海絞会館には、伝統の絞りの展示もあり、クーラーが良くきいていて、しばし暑さを忘れさせてくれます。
 熱田神宮を過ぎ、今日の目的地の宮宿、七里の渡し場にようやくたどりつきました。足の痛みを覚えつつ、江戸時代の桑名までの七里の船旅に思いをよせました。