東海道五十三次―いよいよ50番台へ


 東海道五十三次の旅も、いよいよ50番目の宿場である水口宿までやってきました。
 早朝に品川駅を新幹線で発ったときは冷たい雨が東京では降っていましたが、京都に近づくにつれ快晴となり暖かくなってきました。
 水口宿では、水口城跡や水口神社を通り、甲賀簡易裁判所も見ることができました。
 石部宿へ向かう道筋では、横田の渡しの大常夜灯に感動しました。土手の曼殊沙華は、青空を背景に人知れず咲いていました。
 草津宿は、東海道中山道の分岐点として江戸時代から交通の要所として栄え、草津宿本陣は今も史跡として内部を見ることができました。
 次回は、琵琶湖ぞいに草津宿から瀬戸の唐橋を通り、膳所、そして大津宿に入ります。そして、山科を通り、大尾京三条大橋までの約26km。東海道五十三次のラスト・ウォークとなります。日本橋を出て約500kmの旅もようやくラストをむかえます。