遺留分請求訴訟

 銀座の街は、クリスマス・シーズンとあって夜のイルミネーションがとても美しい季節となりました。
 クリスマス・イルミネーションでは、銀座のミキモト資生堂本社前が華やかで、携帯で写真を撮る多くの方々を見受けることができます。
 当事務所では、相続をめぐる問題の中でも、最近は遺留分減殺請求訴訟を手掛けることが多くなってきました。
 これは、遺言書を書くことが増え、しかもその遺言書が遺留分を侵害していたり、又、生前に多額の贈与が行われることもあることにもよるようです。
 そして、この遺留分の請求にあっては、家事調停を経ることなく直接訴訟を提起することが多くなってきたことも感じるところです。つまり、事前の示談交渉によって相手方の頑なな意向が明確な場合には、たとえ親族間であっても、家事調停ではなく、直接訴訟で白黒決着をつけたい、との依頼者の意向が強いようにも感じます。