慶應ロースクール‐経済法講義、終了

 慶應義塾大学法科大学院で週1回行っていました経済法総合の講義が、ようやく終了いたしました。もう4〜5年続けていることになりますが、毎年度無事講義が終わると一安心します。
 特に今回は、新しいテキストを使い、独占禁止法の最新の事例を数多く取り上げ勉強しましたので、週1回90分の授業のために、土曜日と日曜日はほぼ独占禁止法の研究についやしたことになります。
 また、講義の後半は、いわゆるもう一つの独占禁止法といわれる分野、つまり独禁法に基づく差止請求と損害賠償請求の分野であり、弁護士として最も力の入る分野だけに楽しく講義させて頂くことができました。
 来年には多くの学生が司法試験に合格し、弁護士として同じフィールドで戦うことになるかもしれず、その時の成長した姿を見るのが楽しみでもあります。