干柿(ほしがき)―富山名産

 富山県では、冬は干し柿をよく食べます。生の柿よりも甘味が強く、美味しく食することができます。
 富山の干柿は、今から約300数十年前、加賀藩三代藩主前田利常が南砺地方に鷹狩に来られた際に、干柿を食され、その味を称賛された、とのこと。
 それ以来、前田家では干柿を賞味され、将軍家への献上品として使われたとも言われています。