原色小倉百人一首


 私の座右の書としては、「原色小倉百人一首」(文英堂、発行)があります。
 同書は百人一首の一首毎に、1ページ又は見開き2ページに、その歌意、作者、語句・語法が分かりやすく記載され、しかもその歌に詠まれている地域や動植物の写真が掲載されています。
 1000年以上も前の短歌が、こういう形で、今私達が鑑賞できることは奇跡的なことと思われます。
 しかも、その一首それぞれに、音律が素晴らしく、その歌意は現在にも通じる普遍性を有しています。