海街diary5群青


 吉田秋生(あきみ)の「海街diary5群青」(小学館発行)を読みました。普段あまりコミックは読まないのですが、久し振りに良いコミックと出会った感がします。
 舞台は鎌倉、江ノ電や鎌倉の街並みが頻繁に出てきます。香田家の三姉妹と異母の妹。そのさり気ない日々がやさしいタッチで描かれています。
 群青は、看護師の長女幸を中心として、海猫食堂のおばちゃんの緩和ケア病棟への入院、そして、おばちゃんの周囲のやさしい人々が描かれています。
 こんな癒しと深みのあるコミックもあるのですね。