国際カルテルに禁固刑、罰金


 矢崎総業は、自動車部品の国際カルテルで、アメリカにおいて罰金4億7000万ドル、幹部6人が最高2年の禁固刑に処せられました。しかも、EU欧州委員会の調査や民事訴訟も継続中です。
 アメリカでは、独禁法違反が重大な犯罪と認識されています。これに対して、日本では独禁法違反による実刑は未だ出ていません。
 同業者と会い話すのが、日本では一般的であっても、アメリカでは通用しないことが多くあります。
 社内の監視態勢の強化と、独禁法違反に対する基本的認識の重視を警告するものであります。