京都、竹の寺、地蔵院


 京都市西京区にある「竹の寺」は、正式名称が衣笠山地蔵院といいます。
 竹の寺は、臨済禅宗の寺であり、南北朝時代の貞治6年(1367年)、夢窓国師を開山として、細川頼之公が建立したものであり、延命安産の地蔵菩薩を本尊としています。また、同寺は一休禅師が幼少の頃修養した寺ともされています。
 本堂には、本尊を中心として、夢窓国師、宗鏡禅師、細川頼之公の木像が安置されています。
 庭園は、十六羅漢の庭と呼ばれています。
 前住職の色紙を頂くと、朱書きの竹と、福寿無量との文字が記されていました。
 梅雨入りのころ訪れ、一句作句してみました。
  竹の寺 菩薩の慈雨か 梅雨入りぬ