ストーカー規制法、改正


 6月26日、ストーカー行為に対する対応を強化するストーカー規制法の改正が、国会で可決、成立しました。
 同法の改正のポイントは、次の通りです。
1、同法の規制の対象とする「つきまとい行為」につき、繰り返しメールを送信する行為を追加し、今迄の電話やファックスに加え規制の範囲を拡大しました。
 しかし、SNSツィッターは規制の対象とされていません。
2、ストーカー行為に対する禁止命令や警告については、被害者の住所地だけでなく、加害者の住所地や違法行為のあった所在地の警察や公安委員会もこれらの命令等を発するようになりました。
3、警察が警告を発しないときは、その理由を被害者に書面で通知することになりました。