出産事故−陣痛促進剤と分娩監視


 昨年1月から始まった産科医療補償制度は、出産の際子が重症の脳性まひとなった場合に一定の補償金を支給する制度です。
 この制度において、日本医療機能評価機構は、出産事故の原因を分析しました。
 その中で問題となった点は、陣痛促進剤の投与方法と分娩監視装置の使用でした。いずれも出産事故をめぐる訴訟の中で、典型的に問題となるものです。
 当事務所においても、出産事故をめぐる示談交渉や訴訟の中においてよく問題となるのは陣痛促進剤の投与や分娩監視装置の使用であり、協力医の意見書をお願いしたこともありました。
 当ホームページにおいても「陣痛促進」と「出産事故」において解説と判例の紹介をしておりますので、ご参照願えれば幸いです。